2011年5月20日発刊の「中日商報」で、株式会社大地エージェンシーの社長ボルジドさんの特別インタビュー「来日の留学生から青年起業家へ成功の道」の中、『クラブナゴヤ』中国語版の創刊に関連したニュースが掲載されました。
記事内容:
从旅日留学生到青年企业家
来日の留学生から青年起業家へ成功の道
——专访大地旅行社CEO鲍尔吉德
——株式会社大地エージェンシーの社長ボルジドさん、特別インタビュー
“为奋斗而生存,为生存而奋斗。”谈及自身的创业经历,大地旅行社CEO(首席执行官)鲍尔吉德这样回答。
「理想を実現するために生きてゆく。生きてゆくために理想を実現させる」株式会社大地エージェンシーの社長ボルジドさんは自分の創業経験について、こう話った。
大地旅行社总部位于名古屋商业繁荣区段“锦”,海内外员工计五十余名。主营机票、旅游及外贸等多方面业务。作为中国人创办的公司,大地旅行社旨在“打造中国人自己的品牌”。而身为名古屋优秀青年企业家的鲍尔吉德,其真实的创业经历却鲜为人知。近日,记者经过专访,终于了解到其成功背后艰辛的创业历程。
株式会社大地エージェンシーの本部は、名古屋のビジネス中心地、中区の錦にある。国内、海外を含め従業員は50名以上。業務内容は航空券の販売、旅行販売、海外貿易などだ。 中国人が創立した会社、大地旅行会社の社是は「在日中国人旅行業界のブランド企業になる」。起業家として優秀なボルジドさんに、創業当時の話を聞いた。
赴日留学 白手起家
日本へ留学 裸一貫から財をなし
现在33岁的鲍尔吉德出生于内蒙古呼和浩特一个教育家庭。四十年代初期,他的奶奶作为中国第一批公派留学生被派往日本留学,回国后一直从事教育工作。受奶奶的影响,鲍尔吉德从小对日本就有所向往。1996年高中毕业后,他选择了赴日留学。然而当时家境并不宽裕,70万日元的留学费用相对于月收入仅500元人民币的家庭来说,可以说是个天文数字。父母为了支持他的理想,四处奔波借钱,开出的借条上,从一百元到一万元不等,用A4纸写了整整五张。
現在33歳のボルジドさんは、内モンゴルのフフホト市出身。1940年代初頭、祖母様は中国初めての国費留学生のひとりとして日本へ留学、帰国した後教育の仕事に携った。そんな祖母に影響されて、ボルジドさんは子供の頃から日本に行くことに憧れていた。1996年、高校を卒業した後日本への留学を決めたが、学費は70万円と月収500元(約6500円)の家庭には極めて大きな金額だった。両親は彼の夢を支えるため、四方八方から借金をした。A4用紙5枚に綴られ借用書には、百元から壱万元まで様々な金額がぎっしりと書き込まれていた。
初来日本,和许多留学生一样,需要靠打工去赚取生活费和学费。“那个时候考虑的不是生活质量的高低,而是担心是否能在日本生存;更重要的不是成绩的好坏,而是打工收入的多少。因为如果没有基本的收入,就意味着无法继续在日本读书。”他回忆道,“那个时候打工遍及各个工种:工厂、便利店、餐厅、酒店、家教、送报......当时第一次发现,原来为了生存,人可以忘记睡眠。”
日本に来たばかりのときは多くの留学生と同様、生活費と学費のためにアルバイトをしなければならない。「生活の質はこだわらない。日本で生きていけさえすればよい。学業成績もこだわらず、収入のことばかりを考えた。基本的な収入がなければ、日本で勉強することもできない。当時、携ったアルバイトの業種は広く、工場、コンビニ、レストラン、居酒屋、家庭教師、新聞配達とさまざまな分野に及んだ。人は生きていくために、睡眠を忘れることがでる。当時、気づいたことだった。」ボルドジさんは追憶しながら話を続けた。
然而社会是冷酷的,即便练就一口流利的日语,没有其他技能,其结果也是徒劳无功。大学毕业后,鲍尔吉德找不到工作,于是继续攻读硕士;硕士毕业后,还是没有公司接收,又准备博士。而自己的积蓄,却始终无法冲破六位数。“当时幸好还获取了米山的讲学金,但是,除去日常开销,我甚至连每月三万日元的房租都捉襟见肘。”工作的四处碰壁及生活的拮据使他萌发了自己创业的念头。然而,没有经验,没有资金,没有客源,谈创业,犹如南柯一梦。
社会は冷たい。特別な技能がなければ、日本語がどんなに流暢でも結局ムダ骨を折ることが多かった。大学卒業後、ボルジドさんは就職先が見つからなかったので、修士課程に進学した。しかし、大学院を卒業しても就職先はまた見つからなかった。博士課程への進学も考えたが、学費が高すぎたため諦めた。当時、ロータリー米山賞学金という在日留学生向けの援助は受けていたが、毎月3万円の家賃を含む日常生活費にさえ足らなかった。就職が決まらない貧しい生活日々が続く中で、彼は独立創業を考えた。しかし、経験もなし、資金もなし、お客さんもなし。創業など夢のようなことだった。
当时身边的朋友和国内的亲人都持反对意见,但尽管如此,却丝毫没有动摇他的创业信念。“我毅然放弃了攻读博士课程,因为学业对我来说已经成为很大的负担。为了筹集创业资金,我跑遍了三分之一个日本;打遍了存在手机里的所有号码;求遍了身边每一个可求的人,最终借到了一百二十万日元。我很清楚,此次被水一战,一旦失败,我在日本九年的生涯将划上句号。”
当時、周りの友人と中国の親戚は全員反対したが、それでも彼の信念は揺れなかった。「博士課程進学は、ビジネスとの両立が難しいため諦めた。創業資金を調達するため、日本国内ほぼ3分の1以上の地方を奔走した。連絡を取れる人には全員に電話をかけた。頼める人は全員にお願いした。やっと120万円のお資金を借りることができた。私は心の中で分かっている、これは最後のチャンスだ。ここで失敗したら、日本での9年の生活がムダになる。」
创业路上 披荆斩棘
創業の道を切り開く
2004年7月,大地旅行社注册成立,由于缺乏经验,即使鲍尔吉德每天都只睡三个小时,非常卖命地寻找客源、卖机票、订酒店,最终赢利却还够缴纳房租。“新成立的公司是一个只有13平米的旧平房,因为附近有个坟墓,所以房租便宜,有一次还把一个上门拿票的客人吓到了。为了进一步节省开支,我一直单打独干了两年多,直到2007年才有了第一个员工。”此后的一年内,以他敏锐的市场洞察力及一步步地实打实干,公司员工从一名发展到了八名。
2004年7月、株式会社大地エージェンシーが創立した。経験不足のため、睡眠も3時間しかない取れない日が続いた。お客様探し、航空券販売、ホテル予約など、一生懸命仕事をしたのに、月末の売上高は事務所の家賃にさえも足らなかった。「最初の事務所は13平米しかなく、隣に墓があるため家賃は安かった。チケットを取りに来たお客さんは、墓に驚いたこともありました」。経費を節約するため、会社設立最初の2年間はずっと従業員も雇わなかった。2007年から初めての従業員を募集した。その1年後、ボルジドさんは鋭い洞察力のもと、一歩一歩地道な努力を重ねて仕事の効率を高めた結果、従業員は1人から8人に増えた。
2008年公司迁址到荣,并融资攻入网络市场,通过网络扩大中部旅游业务。很快,大地旅行社成功突破了旅游市场的大门,并在中国连续增设了上海、北京、大连、武汉等国内营业点。日本方面也同时开设了东京、大阪两个以黄金路线为主的分社营业所。至此。大地的员工队伍突破50人,公司销售额亦连续四年倍增。
2008年になると、事務所を栄に移転した。融資を受けて、設備投資を行い、中部エリアのインターネット旅行販売にまで業務を拡大した。大地エージェンシーはこれをきっかけに、業績を伸ばした。また、中国の上海、北京、大連、武漢など中国国内に営業拠点を次々に増設した。いっぽう、日本では東京と大阪にも営業拠点を増設した。従業員は50名以上となり、売上も4年連続で倍増した。
为了改善员工的工作环境,2010年7月份,公司再次迁址到交通便利的“锦”,总面积三百多平方米。大地旅行社以提供日中双向旅游服务及机票销售为主打,终于在华人市场拥有了一片立足之地。
従業員の職場環境を改善するため、2010年7月、本社を交通至便な錦に移転した。面積は300平米だった。大地旅行会社は日中間の旅行と航空券の販売業務を中心に、在日中国人旅行業界の中で地位を向上させた。
挫折不断 迎难而上
どんな困難にあっても挫折しない
去年9月份撞船事件发生后,JTB、名铁、日旅等多个在日品牌社纷纷缩小中国市场的规模,裁减雇员。中国旅游市场面临着一次严峻的考验。鲍尔吉德当即决定利用膨胀的入境市场去弥补缩小的出境市场。
去年の9月、尖閣諸島問題が起こった後のこと。JTB、名鉄、日本旅行など、いくつかの日本大手旅行会社は挙って中国人向けの海外旅行業務を縮小し、従業員を減らした。在日中国人旅行業界にとっても厳しい試練のとき。しかし、ボルジドさんは日本から中国への旅行業務を縮小して、中国から日本への旅行業務を拡大した。
事实证明,这个策略是正确的,在中国华人华侨旅行业协会的协助下,中国入境游客数量一路狂涨,今年初,每月约两千旅客的,入境量让人大为感叹中国人的消费实力,大家开始憧憬起旅游事业美好的未来……同时,鲍尔吉德也于年初被委任为国际米山讲学委员会委员,负责留学生奖学金的审核发放事务。“当年我读大学时受到了米山奖学金的大力资助。现在能尽一点微薄之力作为回报,感觉很荣幸。”他微微一笑。
この戦術は正解だった、事実が証明した。中部日本華僑華人旅行業協会の協力のもと、中国からの観光客数が急増した。今年の年初、中国からのインバウンド旅行客数は毎月2千人以上になった。日本の旅行業界は中国人の消費力に驚くとともに、中国市場の将来の可能性に大きな期待を寄せた。また同時に、ボルジドさんは国際奨学金団体であるロータリー国際米山講義委員会の委員として、留学生奨学金の審査と交付の仕事を担当していた。「私は大学時代に奨学金をいただいたので、現在は恩をかえしています。光栄だと思っています。」と笑いながら話した。
3月11日,东日本发生9.0级大地震。日本东北沿岸遭受毁灭性的打击,整个日本经济也受到二战以来空前的重创。地震、海啸及随即引发的核灾,迫使刚刚回温的日本访中旅游和以做好入境准备的包机团队,全数停摆。与此同时,部分在日的外国人掀起了回国潮。震后,大地旅行社的16条线几乎天天爆满,为了能及时为客人处理机票,他和员工们工作到夜里十一点还顾不上吃饭。仅仅一周的时间里,大地旅行社成功地将上千名同胞转移回国,同时也打破了单月最高销售记录。
3月11日、M9.0の大地震が発生し、東日本は壊滅的な被害を受けた。日本経済に、第二次世界大戦以来かつてない重大な衝撃が走った。地震、津波、原発事故など、災害はさまざまな局面に波及し、全ての団体旅行はキャンセルされた。これと同時に、多くの在日外国人が帰国するという騒動が起こった。地震の後、大地エージェンシーが取り扱う16線の国際便は毎日満席だった。帰国客の手配のため、ボルジドさんは毎晩深夜11時まで食事をする余裕さえもなかった。災難発生から1週間で1,000人の同胞の帰国の手配をし、これまでの月間売上の最高記録を更新した。
然而,回国高潮过后,客源如何持续的问题也应运而生。目前中日旅行业务量几乎降到冰点,何时才能回温,尚是未知数。作为一家运作成本较高的公司,大地今后将采取何种战略去挑战未来呢?“我认为在这个个非常时期,公司不能用一条腿去走路,要从多点着手,放眼更广的业务。”于是他开始与媒体及IT公司进行业务合作。“目前我们旅行社与中日商报合作,增设四个版面,目的是增加其可读性,力求将这份中国人创刊的报纸办得更好!同时打算把在日本地铁站发行量极高的免费杂志《俱乐部名古屋》部分翻译成中文去发行,方便更多的中国同胞读阅。鲍尔吉德表示,这将是个长期且极具意义的事情,他有足够的信心及耐心去做好它。并由点及面,将各条业务链整合并拓宽。”
その後、来日旅行客が激減して、日中旅行業界は氷河期を迎えた。春はいつ来るのかだれにもわからない。運営コストの面からも、大地エージェンシーはこれからの戦略を考えいかなければならない。「この非常時こそ、ビジネススタイルを従来の単一型から多様化型へ転換する必要がある。業務の幅を広げて、期待される分野に注力していくことが大切だ」ボルジドさんはマスコミ業界やIT業界への進出を考えた。「私たちは中日商報新聞社と協力して、「中日商報」に4ページの紙面を増補し、内容の充実を図りました。中国人が創刊した新聞がさらに良くなるよう頑張っていきたいと思っています。また、在日中国人の生活がより便利になるように、名古屋の地下鉄の各駅に置かれるフリーペーパー『クラブナゴヤ』の中国語版の創刊にも携さわりました。この雑誌は発行部数も多く、非常に有意義なことだと思っています。これからも『クラブナゴヤ』の中国語版に力を注ぎ、大地エージェンシーの従来の業務と連携して、さらに拡大していきたいと思っています」
结束了这次采访,笔者心中不乏感叹。作为一名成功的企业家,无论过去,现在,还是未来,需要肩负很多,这是一种使命,更是一种责任。让我们衷心祝愿这支在坚韧奋斗中不断前进的大地团队,早日打造出属于我们中国人自己的闪亮品牌!
取材を終えたあと、いろいろ考えさせられた。起業家としてボルジドさんは、大地エージェンシーの過去と現在と未来に多くの責任を負っている。それは責任というだけではなく、起業家としての使命だ。ボルジドさんには引き続き努力していただき、大地エージェンシーがさらに発展し、早く中国人のブランド企業になるように祈っている。
大地旅行联手爱可思 进军中文传媒
株式会社大地エージェンシー、株式会社アクセス・イノベーションと協力して中国語メディア分野に進出
大地旅行社联手爱可思创新公司(アクセス・イノベーション株式会社)和俱乐部名古屋(クラブナゴヤ)、将于6月中旬推出中文免费赠阅杂志《俱乐部名古屋》,本杂志将在现有的《クラブナゴヤ》32页杂志的基础上,再加8页中文扩版,推动中部地区的华人传媒市场。发行量预计在30到32万份,在名古屋市内所有地铁站内都可以提取。
株式会社大地エージェンシーと株式会社アクセス・イノベーションは、クラブナゴヤの発行元である株式会社オールと協力して、6月より『クラブナゴヤ』中国語版を発行した。日本語版の32ページに、8ページの中国語面を増補。中部地方のメディア文化の発展に貢献した。『クラブナゴヤ』は名古屋の地下鉄各駅で配布しており、発行部数は30万部から32万部にも及ぶ。
本次项目的动机主要是为了推动华人市场的情报交流,阅读对象包括居住于名古屋的华人华侨,前往日本的华人游客,以及想打入华人市场的日本团体和个人。主要记载生活,娱乐和购物指南。
在日中国人のコミュ二ケーション活性化のため、名古屋の在日中国人や日本へ訪れる中国人旅行者、中国の進出を考える企業と個人に向けて、在日の生活情報や娯楽情報、ショッピング案内などを中心に掲載している。
通过杂志,可以具体的了解自己居住地的衣食住行以及其他所需要的信息。我们相信,俱乐部名古屋中文版的问世,一定会为华人的生活增添色彩。
『クラブナゴヤ』中国語版は、在日中国人向けに実用的な衣食住や交通などの情報を提供している。同誌の創刊により、在日中国人の生活の利便性はさらに向上していくだろう。
从俱乐部名古屋的发行量来看,将成为日本最大的华文免费杂志,他的覆盖率也将不断扩大,相信在不远的将来,在日本的每一位华人都可以从自己附近的设施提取阅读。所以,我们诚恳的期待商家、商铺的大力合作。我们将会以最优惠的价格和最通畅的途径,让企业早日插上梦想的翅膀。
『クラブナゴヤ』は、発行部数日本最大の中国語版媒体であり、配布エリアはまだまだ広がっている。在日中国人はだれでも無料で読むことができ、企業のニーズに応じたさまざまな広告を募集している。











